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2007年05月30日

オーバーチュアがキーワードアドバイスツールのサポートを終了

先日の記事で、「キーワードアドバイスツールを利用してユーザーのニーズを調査することは当たり前だ」と書いたばかりだが、なんとオーバーチュアがキーワードアドバイスツールのサポートを終了することになった。

オーバーチュア公式ブログ「キーワードアドバイスツールのサポートを終了」

新スポンサードサーチの公開に伴い、キーワードアドバイスツールの正式サポートを終了させていただくこととなりました。2007年4月分のデータ更新を最後に、今後データの更新が行われなくなります。

これからはオーバーチュアにログインした上で、内部ツールを利用しなければならない。つまり、有料ということである。

しかも今までは「一の位」まで把握できていた検索数が、新しいツールでは5段階のバーで表示とのこと。これではGoogleのアドワーズ広告のキーワードツールと同じ感じで、かなり不明瞭である。

今まではあまりにも検索が少ないキーワードは出稿の対象から外していたが、不明瞭にすることで、広告主はよりいろんなキーワードに出稿するようになるのではないだろうか?

俗に言う、ニーズはあるのに競合他社が気付いていない「お宝キーワード」探しが難しくなることは確かである。

無料なのが不思議なくらい、重要なマーケティングデータを提供してくれていたキーワードアドバイスツールよ、今までありがとう。

2007年05月31日

ついに出たか「大量HTMLコーディング専門工場」

私がWeb制作会社にいたとき、ネットショップの商品ページを大量に作成するという業務があった。

数百というページを、安い単価で一気に作るのである。

いわゆる単純作業が永遠に続くという、面白くもなんともない、つらい作業である。

「もっと安い価格で提供するところが現れたら、ウチはどうしようもないな。例えば賃金の安い海外でコーディングするとか...。」

こんなことを社内で話していた。


当時話したことを思い出させるニュースがあった。
1日最大500ページのコーディングに対応! Web標準対応の高品質HTMLコーディングサービス


私は以前、今回のニュースに関連する下記のような投稿をした。
もう一度肝に銘じておきたいので再度掲載しておく。


▽▽SEOも無料(タダ)の時代▽▽

数ヶ月前に読んだ「ハイコンセプト」(ダニエル・ピンク著、大前研一訳)という本に非常に印象的なことが書かれていた。

知的労働者がやっていた、反復性があったり、再現性があったりする仕事はコンピューターやロボットに吸収される。たとえ反復性はなくとも、インドなどにアウトソース(外注)されてしまう。

という部分である。この本を読んでから、私は自分の仕事について、常に

「この仕事は、私以外の誰か、あるいはコンピューターに簡単に取って代わられる可能性があるだろうか?」
と自問自答している。

△△以前の投稿記事 ここまで△△


これからのWeb制作会社(特にスタッフの少ない小規模会社)は、次のような姿勢が求められるだろう。

例えば、クライアントの課題を理解した上で、その課題の解説策として、「より安く早くそれなりの品質のページを大量に作成する要望がある」と判断したとする。

目先の売り上げを上げるために、なんとか自社内でやろうとするだろうか?
それは結局クライアントのためにならない。

「大量にページを作るのなら、ウチでは時間もかかり、機会損失になります。今はこんなサービスがありますよ。」

と、本当にクライアントの問題を解決するサービスを紹介してあげるような姿勢が必要である。たとえそれが他社のサービスであろうと、である。

(もちろん、大事なクライアントを紹介するためには、その会社が信頼できるかどうかを調査しておく必要があるが。)

私の経験上、自社のサービスだけでなんとかしようとするよりも、他社でできることは思い切って他社を紹介し、その結果クライアントに喜んでいただくことで、さらに信頼が増し、次の仕事に繋がるのである。

そのためには、今日紹介したニュースのように、日々他社のサービスにもアンテナを張っておくことが大前提である。

2007年06月06日

企業向けCMS機能を強化:シックス・アパートが、最新ブログ・ソフトウェア「Movable Type 4」を発表

シックス・アパートが、最新ブログ・ソフトウェア「Movable Type 4」を発表より

CMSとして機能強化
・ブログ記事以外のHTMLページの作成
・複数ブログをまとめたポータルページの構築
・画像やファイルを含む、完全バックアップ
・ブログのクローン(コピー)機能


このブログも「Movable Type」で作成している。
ブログ記事以外のHTMLページの作成は大歓迎である。

ブログシステムは、企業のCMSとしての利用が増えている。
HTMLの知識がなくても更新が簡単にできるツールとしてのCMSだ。

しかし、企業CMSにMovable Typeを採用するためには、それなりのカスタマイズが必要である。その需要を見越して、Web制作会社の中には「Movable Type」のカスタマイズを売りにするところも増えてきた。

今回のバージョンアップは、それらの会社に影響を与えるのではないか?

CMSとして最低限必要な機能がパッケージに標準搭載される。それにより、制作会社による独自カスタマイズがある程度不要になる。

今までカスタマイズのノウハウがなかった他の制作会社が、自身のサービスとしてMovable Typeを利用したCMS構築を取り扱うケースが増えるのではないかと感じている。とにかく、中小企業をターゲットとしたWeb制作においても、CMS導入は必須となってきているのである。

しかし、これらブログツールを利用したCMS構築において、Web制作会社を利用する際には、注意しておかなければならない点がいくつかある。

次回では、その点をまとめてみたい。

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