Webデザイナーになりたい人のためのメールマガジン:
スクールでは教えてくれないWebデザイナーになる方法
「実務経験はないけど、Webデザイナーになりたい!」
という人のためにメールマガジンを創刊した!
以下はそのメルマガ創刊準備号である。
2005/03/21 創刊準備号
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■ スクールでは教えてくれないWebデザイナーになる方法
■ http://kobaken.biz/
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私は小林謙輔(こばやし けんすけ)と申します。
現在、Web制作会社でWebデザイナー・ディレクターとして働いています。
私は3年前までごく普通のサラリーマンでした。工業高専を卒業して担任の先生が薦める会社に就職しました。化学工場でラインの改善や製品の分析業務、肉体労働から技術的な検討などを行なう、どちらかといえば、理系の仕事をしていましたから、デザインとはまったくかけ離れた世界にいたのです。
でも、私はふとしたことがキッカケでデザイナーを目指すことになったのです。仕事こそデザインからはかけ離れていたとはいえ、子供のころから絵を書くのが大好きだったのです。
「絵を描くような仕事ができたらいいなあ。」
小さなころは漠然とそう思っていましたが、中学、高専と進むにつれ、
「世の中には自分より優れた能力の人間がゴマンといる。自分が絵を描くことを仕事にするなんて、できるわけがない。」
と、自分で壁を作って納得してしまったのです。
高専を卒業して成り行きで就職できそうな会社に入ったのです。
あまりにも適当に就職を決めてしまったため、
「こんなハズではなかった。」
と思いながら5年5ヶ月の月日が経ち、気が付けば私は26歳になっていました。このくらいの年数働いていると、自分の将来の姿というのが想像できるようになります。その姿を想像してもちっとも面白くありません。
「定年まであと40年もあるのか…。40年もこの仕事を続けないといけないのか…。」
将来の自分を想像したとき、このまま一度も好きなことに本気でチャレンジせずに定年までの月日を浪費してしまうことが、もったいなく思えてきました。
「自分の好きなことを仕事にできれば、あとの40年、いや、死ぬまでの60年もある人生がどれほど楽しくなるだろう。」
26歳。あと4年で30歳。これ以降は年が過ぎるごとに転職が難しくなります。
「自分の好きなこと」
このことが頭をよぎった時、真っ先に絵心を生かせる仕事というのが頭に浮かびました。絵心が生かせる仕事にはどういう仕事があるのか。このことについてまず本屋で調べることにしたのです。
私が手にした本にはアート感覚が生かせる資格や職種の紹介や、実際のプロのグラフィックデザイナー、カラーコーディネイター、CGクリエイターなどのインタビューが掲載されていました。私はプロの方々の話に自分の姿をダブらせることで、ますますその気になってきたのです。
そしてその本には、これらの職種になるにはスクールで学ぶことが近道と書かれていました。
私はスクールから資料を取り寄せたり、実際に説明を聞いたりしながら調べるうち、まずはスクールに通うことが、転職の近道だと考えるようになっていきました。まずグラフィックデザインの基礎を学び、DTP、そしてWebデザインも勉強しよう。イラストは独学でチャレンジしてみよう。
どうせなら将来は独立したいと思っていましたから、退職してじっくり勉強できる間に興味のあることはやっておこうという考え方です。グラフィックデザイナー、イラストレーター、Webデザイナー、全てを私の目標としました。自分の中で、どんどん転職ということが現実味を帯びてきました。
そして工業高専を卒業し、化学会社で働いて5年5ヶ月たった2001年8月31日、私は退職しました。
転職までのリミットは1年間に設定。付き合っていた彼女に対し、転職後に迎えに行くから、結婚しようという約束をしたのです。
それから私は1年間で以下の講座を受けました。
(1)グラフィックデザイン講座(6ヶ月間)
チラシやパンフレット制作について、コンセプトづくりから制作まで、実際の仕事のフローを勉強しました。
(2) CG・DTP講座(6ヶ月間)
Macを使ってPhotshop、Illustrator、QuarkXPressといったDTPに欠かせないソフトの使用法をCDジャケットやチラシの課題制作を通じて学びました。
(3) Webデザイナー養成講座(6ヶ月間)HTMLのタグ打ち、DreamweaverやFireworksというソフトの使用法について、実際にWebサイトを制作することで学びました。
(4) DTPエキスパート認証試験直前対策講座
せっかく勉強するのだから資格は取っておいて損はないだろうと、受講しました。この資格を取るには印刷の知識やデザインの知識、コンピューターの知識など、印刷物に関わる仕事を行なう上で必要な知識が必要になります。
(5)カラーコディネイター2級直前対策講座
デザインをするには色の知識も必要ということで受講しました。
これらの講座を1件間かけて受講し、無事資格試験も合格。さあ、いよいよ就職活動!となったわけです。まずインターネットの転職サイトに会員登録し、グラフィックデザイナー、Webデザイナーという求人に片っ端から応募しました。インターネットの転職サイトは一見、非常に便利です。応募の際は登録情報として保存されている自分の職歴や学歴等のデータを再利用できるので、面倒な履歴書書きをしなくて済みます。
「数打ちゃ当たる」
これだけ応募すればどこか数社は面接してくれるだろう。面接にこぎつければなんとかなる。そう思っていました。しかし面接をしてくれる会社は一向に現れませんでした。
これはまずい。次は転職情報誌を買い込んでの応募、新聞に記載されている求人への応募、ハローワークを通じての応募。さすがに数社、面接に呼ばれるようになりました。
しかし、まったく就職が決まりません。自分の中では結構手ごたえがあると感じていても、後日不採用通知とともに履歴書がおくられてきます。
なぜだ…?
理由は簡単です。デザイナー系の求人には、
「実務経験者のみ」
「実務経験3年以上」
といったことが当たり前のように条件として書かれています。今、会社には経験の無い人を一から育てていく余裕などないのです。まして、このデザインの世界は同じ会社にとどまらず、自分の能力に合わせて会社を変えたり、独立したりということが当たり前なのです。数年かけて育てても、そのように会社から去られると会社にとっては大きな損害です。
私は就職活動3ヶ月目の2002年11月、10社目の面接でようやく就職先が決まりました。Web制作会社にてWebデザイナーとして出発することができたのです。
今、私はWebディレクターとして、サイト制作の進行管理、デザイン制作の全般を任されています。現在まで2年間で約20社のWebサイトを構築してきました
そんな私が、今だから言えることがあります。同じように転職を目指す皆さんにアドバイスできることがあります。
次号から下記のようなことについてお伝えしていきたいと思います。
(1) Web業界で必要とされている人材はこういう人
(2) スクールで学ぶことは、Webデザイナーとして必要なほんの一部である
(3) スクールで学ぶこと以外に、これを勉強すべし!
(4) 私が採用される決め手となったアプローチ手法
(5) Webディレクターの私があの頃に戻って再度就職活動をするなら、ズバリこうする。
実務経験がないからといって、決して諦めることはありません。諦めた瞬間、その道は閉ざされます。諦めず、冷静に状況を判断し、アプローチする戦略を立てれば、道はきっと開かれると私は信じています。
Webデザイナーになるには何が必要なのか?
それでは創刊号で会いましょう。
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【発行】小林謙輔
【Webサイト】Kobakenジャーナル 畑違いWebデザイナーの模索
http://kobaken.biz/
【E-Mail】mailmag@kobaken.biz
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