お客様のためのWebサイトとは何か?

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2004年09月20日

Webデザイナーを目指す人へ

先日、Kobaken Offcial SiteのBBSで、Webデザイナー志望者からのメッセージが書き込まれていた。メッセージは、Webデザイナーを目指す上での相談であった。私はBBSにて相談内容に対する返信を行なった。

その後、私は一人考えた。同じような悩み、不安を持っている人は大勢いるはずだと。
私もかつてはこの相談者と同じ立場にいた。

「Webデザイナーになりたい!」という人たちへ、私だから伝えることができるメッセージ。

今、自分が好きなことを仕事にしている幸せを、同じように悩む人たちにも実現させて欲しいと思っている。

今回、BBSに書き込んでくださった「じゅんさん」に許可をいただき、BBSでの私とのやりとりを一部再編集し、このブログの記事として取り上げさせていただく。Webデザイナーを目指す人たちの参考になれば幸いである。



■□初めまして。 投稿者:じゅん□■

初めまして。じゅんです。将来はWEBデザイナーになりたいと思ってるいるのですが…。

今、実は色々と悩んでいます。それはスクール選びなのですが、どのスクールに通えば自分の成りたいデザイナーになれるのか全然分かりません。何校か資料を観させて頂いたのですがWEBデザイナーの種類と言うか役職みたいな感じで、「WEBプロデューサー」「WEBディレクター」「WEBデザイナー」「webテクニカルディレクター」マネジメント系、クリエイター系、エンジニア系と、色々な役職があるみたいですが!

WEBデザイナーになる為にはエンジニア系の事から覚えて入った方が良いのでしょうか?又、WEBプロデューサー、WEBディレクターの下でWEBデザイナーとして仕事をこなして行けばwebディレクターやwebプロデューサーのようにまとめ役とみたいな仕事が出来るようになるのでしょうか?

やっぱり高いお金を払って最初から総合的に教えてもらえるコースをスクールで学んでから就職した方が良いのでしょうか?

スクールには色々なコースがあるようですが、ホームページを作れるようになるコースを受講しても、WEBデザイナーとして企業に雇ってもらえるのでしょうか?それともやっぱり高いお金を出して、もっと深く高く幅広く勉強しないと雇ってもらえないのでしょうか?

将来的にはフリーとして自宅で仕事がしたいと思ってます。WEBデザイナーに成る為にはどのソフトを使いこなせて、どんな人で、スクールでどんな勉強を学んだ方が企業としては欲しいと思ってるのでしょうか?

初めてなのに色々と長々と書かせてもらいました。
パソコンを買ってまだ一ヶ月程度しか経って無いのでこういう質問やBBSなど見た事はありますが質問するのは、初めてです。緊張してます。宜しくお願いします。22歳フリーターです。

あ!後、実は美術系専門学校(習ったのはフォトショップイラストレーターの触りだけ…)に行ったんですけど三ヶ月で辞めてしまった、暗い、勿体無い、過去を持つ馬鹿です。ちょっとだけ聞きたいのはスクールの先生は優しい人でしょうか?何回も聞き直したりしても機嫌を損ねる人とかいらっしゃるのでしょうか?それも心配です。

それでは失礼します。

スクールでは教えてくれないWebデザイナーになる方法
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■□おこたえします。 小林謙輔(管理者)□■

じゅんさん、こんばんは。

>どのスクールに通えば自分の成りたいデザイナーになれるのか全然分かりません。

●なかなか難しいですね。
いろいろな役職があると言われていますが、じゅんさんがスタートするにはまず、Webデザイナーとなるのが普通でしょう。Webデザイナーはプロデューサーやディレクターの指示に従い、Webサイトをデザインします。いわば、末端の役割を担います。

>WEBデザイナーになる為にはエンジニア系の事から覚えて入った方が良いのでしょうか?又、WEBプロデューサー、WEBディレクターの下でWEBデザイナーとして仕事をこなして行けばwebディレクターやwebプロデューサーのようにまとめ役とみたいな仕事が出来るようになるのでしょうか?

●他の業種でプロジェクトマネジメントや、マーケティングの実績、経験がない場合、いきなりWEBプロデューサー、WEBディレクターになることはできません。それは、いくら学校で勉強したからといっても、雇う側からすればまったく説得力がありません。まずWebデザイナーの仕事を理解しないと、WEBプロデューサーやWEBディレクターという仕事はできません。

じゅんさんは、グラフィックデザインに興味がありますか?それともプログラムに興味がありますか?それによってクリエイター系に進むか、エンジニア系に進むかが違ってきます。

もしグラフィックデザインに興味がある場合(美術系専門学校に通っていたという事は、興味があるということなのでしょう)、最初からプログラムのことを突っ込んで勉強する必要はありません。

まず、ホームページを自分で作って、その喜び、楽しさを知ることが大切です。ホームページを作ることは独学でも十分可能ですが、スクールに通うと理解が早まることは確かです。

>やっぱり高いお金を払って最初から総合的に教えてもらえるコースをスクールで学んでから就職した方が良いのでしょうか?

教えてもらうに越したことはないと思いますが、スクールを過信し、スクールに依存しすぎると痛い目にあいます。スクールで学んだから、すんなり就職できるとは限りません。

あくまで自分の熱意が大切です。まず、webの世界の面白さを実感してください。自分でホームページを制作し、公開してください。楽しさが分かれば、どんどん勉強したくなります。何を勉強すればいいのか分からないという状態を抜け出し、自ら欲しい知識、情報を集めることができます。

じゅんさんも何か趣味があるかと思います。趣味に関しては、自分で勉強したという意識はないのに、その分野の知識は十分もっているはずです。

まず、ホームページ制作を趣味といえるほど取り組んでください。楽しさを実感してください。

スクールは、あくまでその楽しさを知るためのキッカケととらえてください。決してスクールで全て知識を得られると思わないでください。インターネットが発達し、欲しい情報はいくらでも手に入ります。書籍やメルマガもたくさん出ています。楽しさを知れば勉強はどこでもできるのです。

>WEBデザイナーに成る為にはどのソフトを使いこなせて、どんな人で、スクールでどんな勉強を学んだ方が企業としては欲しいと思ってるのでしょうか?

私であれば、スクールでどんな勉強を学んだかなどということはあまり重要ではありません。なぜなら同じ事を同じスクールで学んでいる人が大勢いるからです。そんな知識はどうにでもなります。

むしろ大切なことは、挨拶がきっちりできるか。自分に与えられた仕事を責任を持ってやりとげることができるか。人とのコミニュケーションがとれる人か。など、社会人として、人間として必要なことです。そしてさらにWeb制作がどれだけ好きで、自分なりにどういう取り組みをしてきたのかを語れる人物を求めます。

ただし、最低限の知識は必要です。ソフトの場合はPhotshopやIllustrator、Dreamweaver、Fireworksなどです。よく分からないソフトは検索で調べてみてください。

>スクールの先生は優しい人でしょうか?何回も聞き直したりしても機嫌を損ねる人とかいらっしゃるのでしょうか?

●スクールの先生も人間です。いろんな人がいます。ただ、高い金を払う以上、先生の良し悪しも気になるところです。スクールに出向いてみて、受講生を待ち構えて聞いてみるのもいいかもしれません。また、授業後や休憩時間に先生と生徒が仲良く談笑しているスクールは、いい先生が多いかもしれません。

しかしこんなことは心配したらきりがありません。大事なことは、自分が何を学ぶためにスクールに通うのかということを明確にすることです。学ぶ側の態度も重要です。何回も聞き直す必要のないよう、教わったことは1回で覚える、聞いたことは1回で覚えるという気迫をもって授業に臨んでください。しっかりメモを取ってください。その上で、どうしても分かりにくかったことは再度聞いてください。じゅんさんが、日ごろ一生懸命授業を受けているのなら、それは先生にも伝わっているものです。機嫌を損ねるようなことはないでしょう。

だらだらと、わかりにくい文章ですみません。熱くなってきました。私が伝えたいことは次のようなことです。

●まずグラフィックデザインに興味があるのなら、webデザイナーのコースの受講を検討してみてください。

●まず大事なことは、Webサイトを作って公開し、運営を通じてその楽しさを知ることです。スクールはその楽しさを知るキッカケと考えてください。楽しさを知れば、自分に必要な知識が見えてきます。ディレクターやプロデューサーのコースを受講することはそれから考えても遅くありません。もし楽しさを感じることができなければ、その時点で方向転換すればいいのです。

●知っておきたいソフトはPhotshopやIllustrator、Dreamweaver(ホームページ作成)、Fireworksです。どこのスクールでも、webデザイナーのコースで教えてくれると思います。この点は調べてみてください。

●Webデザイナーの就職は非常に厳しいです。しかし、実現したいと強く思って取り組めば、きっと道は開けると思います。私もそうでした。

●心配ごとは多いですが、時間もたっぷりあると思います。まずは実行に移すことです。

この道を行けばどうなるものか
危ぶむなかれ
危ぶめば道はなし
踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる
迷わず行けよ
行けばわかるさ

頑張ってください!


今回のご相談を受け、私もいろいろ考えるところがあった。実際、じゅんさんのように迷っていらっしゃる、または新たにチャレンジしたいという気持ちを持っている人が大勢いるはずである。私も実際そうだったので、できるだけ、webデザイナーを目指すいろんな人の声に耳を傾けて、お答えできることろはフィードバックしていきたいと思うようになった。

そこで、Webデザイナーを目指している、もしくはWebデザイナーに興味がある方向けに相談フォームを1ヶ月間設置することにした。さすがに全ての相談にはお答えできないが、20名を目処に相談に対する私の意見をメールで返信させていただきたいと思う。

しかし、相談してくれた全ての皆さんには、今回の相談メールの中で、比較的多い相談に対する私の意見をまとめた小冊子(PDF版)を作成し、10月下旬にプレゼントさせていただくことを約束する

(相談の受付は終了しました。)

2004年10月03日

Webデザイナーを目指す人へ(2) 就職活動についてのご相談

引き続きWebデザイナー志望者のご相談を受け付けている。

これまではスクール選びについての相談が多かったが、先日、就職活動についてのご相談があったので、ご紹介したい。(相談者のツヨシさんには掲載を快く承諾いただきました。ありがとうございます。)

ツヨシさんは、現在スクールに通っており、就職に向けてどのような作品を作ればいいのか悩んでいる様子であった。以下に、ツヨシさんの悩み、私の思いをよりリアルに受け止めてもらうために、やりとりをほぼそのまま掲載させていただく。
よって長い、長い文章である。

就職活動に苦労されている方や、就職活動に向けて不安をお持ちの方に読んでいただけると幸いである。



■□ご相談者:ツヨシさん□■

初めまして。

じゅんさんとほぼ同じ悩みを持ってました。
もっと早くにこのサイトを知っていればと、非常に悔しい思いをしています。

本題ですが、ボクは今作品を作っている最中です。
就職に向けてのモノです。
ただ、どういったモノをどこまで作ればいいのかが分かりません。

ボクは企業のマーケティング活動に興味を持っています。
なので目標は、企業や店舗のウェブサイトを作成している会社に入社することです。
その先はディレクター、プロデューサーになることです。

その場合、企業や店舗のサイトを作品として作ればいいのでしょうか?
それとも他に作っておけばいいものなどはあるのでしょうか?
また作品の数や、サイトの規模はどれほど必要なのでしょうか?

バイトをほぼ毎日、しかも夜間にしているため、学校の授業が終わって先生とじっくりお話している時間が取れないのです。

お忙しいとは思いますが、お返事頂ければ大変嬉しく思います。
宜しくお願い致します。



■□おこたえします。 小林謙輔(管理者)□■

ツヨシ様
メールありがとうございます。

作るのは何でもいいです。作品の数や、サイトの規模もあまり関係ありません。
では、採用する立場のWeb制作会社は何を見ているのか?

私ならこういう人を採用したいということをお伝えいたします。

企業のマーケティング活動に興味を持っているということですから、その興味を持っているということをアピールしてください。

例えば、私がツヨシさんに面接でこういう質問をします。

「Webマーケティングに興味があるということですが、実際の世にあるWebサイトで、マーケティングがよくできていると思ったサイトにはどのようなものがありましたか?」

ツヨシさんは、どのように答えますか?


何か答えられるように、日ごろからWebサイトをよく観察してください。
興味のあることに対して、どのように自分が面白いと感じたのか、取り組んでいるのかを説明できるようになってください。

まずその認識をもつことが、どのようなサイトを作ればいいのかに繋がります。

私から、どのようなサイトを作ればいいのかをアドバイスする前に、私からツヨシさんに質問させてください。ツヨシさんの回答を見させていただいてから、アドバイスをさせていただきたいと思います。

ツヨシさんが現在思っている、知っていることで構いませんので正直に伝えてください。現段階では調べなくてもいいです。正直に答えていただいた方がより、具体的なアドバイスができるかと思います。


質問1.「マーケティングってズバリ何でしょう?」

質問2.「なぜ、マーケティングに興味をもったのですか?」

質問3.「Webサイトとマーケティングってどんな関係があると思いますか?」


分からなければ、分からないでいいですよ。
そういう私も、就職活動をしているとき、面接でこんな質問をされていたら、とても答えられていないですから。

返信をお待ちしております。

小林謙輔



■□返信です。:ツヨシさん□■

小林 謙輔様

早速のお返事、お忙しいところ大変ありがとうございました。
またお返事頂けた事がとても嬉しかったです。

それでは小林さんより頂いたご質問に返答したいと思います。

> 質問1.「マーケティングってズバリ何でしょう?」

マーケティングとは、消費者・市場の動向を調査しながらの経営だ、
と思っています。


> 質問2.「なぜ、マーケティングに興味をもったのですか?」

一言で言うと、すごくおもしろそうだから、ですが、
戦略を様々な角度から検証し打ち立て、それを基にモノ・サービスを売り出していくことにとても感銘を受けました。
その中でも、戦略を立てることに一番気を惹かれました。


> 質問3.「Webサイトとマーケティングってどんな関係があると思いますか?」

Webサイトはマーケティング活動においてのツールの一つだと思っています。


以上、簡潔ですが僕なりの答えです。一切何も調べずに正直に思っていることを書きました。
僕の相談にこんな質問まで設けて頂いて、とても嬉しいです。ありがとうございます。

質問2.ですが、回答になってるでしょうか?これくらいしか書くことができません。


それと、その他の小林さんから頂いたメールに僕なりの感想など書かせてもらいます。

> 作るのは何でもいいです。作品の数や、サイトの規模もあまり関係ありません。
> では、会社は何を見ているのか?

技術も大事だけど何か違うモノも必要、ということですか?
どんな人間が必要とされているか、ということもかなり気になってました。
最初からこういう聞き方をすればよかったのかもしれません。


> 「Webマーケティングに興味があるということですが、実際の世にあるWebサイトで、
> マーケティングがよくできていると思ったサイトにはどのようなものがありましたか ?」
> ツヨシさんは、どのように答えますか?

僕はまだまだ答えることは出来ないです。


> 何か答えられるように、日ごろからWebサイトをよく観察してください。
> 興味のあることに対して、どのように自分が面白いと感じたのか、どのように取り組んでいる
> のかを説明できるようになってください。
> その認識をまずもつことが、そのようなサイトを作ればいいのかに繋がります。

下は僕なりの受け止め方です。
面接でマーケティングに興味があると言った以上、それについて色々説明しておかないと、口先だけで終わってしまいますよね。
それと、マーケティングが僕の出発点であり、ゴールでもあるのかなという気がします。

もっともっと煮詰めて、出した答えを作品にしていけばいいのかな、と思っています。

かなり難しそうですが。

それでは回答の採点をお待ちしています。
お忙しいでしょうが、宜しくお願いします。
でも無理はされなくて結構ですので。



■□ご返答ありがとうございます。 小林謙輔(管理者)□■

なぜこのような質問をさせていただいたかと言うと、ツヨシさんのようにWebデザイナーになりたい人で、マーケティングに興味があるという人は貴重だからです。

Webデザイナーになりたいという人は、ほとんどが以下のような動機です。

「かっこいいから」
「きれいなグラフィックを作りたい」
「かっこいいグラフィックを作りたい」
「デザインやイラストなどの右脳を使う仕事がしたい」

私もそうでした。前職が化学エンジニアということで、物事を理屈で説明する仕事でした。
左脳ではなく右脳を使いたい!
そう思っていたのです。

実際、この仕事に就いてみて思うことは、マーケティング、スケジュール管理のような、いわゆる左脳の仕事もしっかりとこなせる人間が、自分の可能性を広げられるということなのです。


> > 質問1.「マーケティングってズバリ何でしょう?」
>
> マーケティングとは、消費者・市場の動向を調査しながらの経営だ、
> と思っています。

だいたい認識は合っています。企業がいかに売上を効率的に上げ、利益に繋げるか?
それを検討し、実行する。その仕組みのことです。

よって、消費者・市場の動向を調査することももちろん必要になります。


> > 質問2.「なぜ、マーケティングに興味をもったのですか?」
>
> 一言で言うと、すごくおもしろそうだから、ですが、
> 戦略を様々な角度から検証し打ち立て、それを基にモノ・サービスを売り出していくことにとても感銘を受けました。
> その中でも、戦略を立てることに一番気を惹かれました。


> > 質問3.「Webサイトとマーケティングってどんな関係があると思いますか?」
>
> Webサイトはマーケティング活動においてのツールの一つだと思っています。


ツヨシさんが興味をもたれている戦略を立てる、その戦略の中でWebサイトをどう位置付けるのか?
そしてその戦略を実現するためにはWebサイトをどうデザインするのか?

Webデザインの面白さはそこにあると私は思っています。そしてクライアントもまた、そういうWebサイトを求めているのです。


> > 「Webマーケティングに興味があるということですが、実際の世にあるWebサイトで、
> > マーケティングがよくできていると思ったサイトにはどのようなものがありましたか?」
> > ツヨシさんは、どのように答えますか?
>
> 僕はまだまだ答えることは出来ないです。


これは難しかったですね。しかし質問1~3までのやりとりで、ツヨシさんがマーケティングに興味があるということが、十分に分かりました。あとはその興味を広げて知識を広げてください。興味があれば勉強することは楽しいと思います。

マーケティングに興味があるなら、勉強しましょう。視野が広がります。

参考までにマーケティングに関して私が最初に手にした入門書を挙げておきます。

はじめての人のマーケティング入門

マーケティングに関する書籍はたくさん出ています。本屋のビジネス書コーナーに行けば、それこそたくさんあります。また、メルマガも数多くあります。

まぐまぐ(メルマガ配信スタンド)
「マーケティング」で検索してみてください。発行部数が多いメルマガを購読してみてください。


次に、私がマーケティングを学ぶ上で、多くの気づきを得られた本を以下に3冊挙げておきます。これを読めば、マーケティングにおいてWebサイトをどのように活用すべきなのか、そのヒントが得られます。

営業マンは断ることを覚えなさい

あなたの会社が90日で儲かる!

間違いだらけのWeb戦略
※これは最近読んだ本です。amazonのレビューは厳しいですが、それはこれから勉強するツヨシさんには当てはまりません。
私も勉強になりました。分からない用語が多々でてくると思いますが、それは検索で調べて勉強してください。

日常のあらゆるサービスに対し、企業がどのようなねらいでそのようなサービス行なっているのか?Webサイトに生かせないだろうか?こうすればもっとよくなるのではないか?そんなことを意識してください。

> ボクは企業のマーケティング活動に興味を持っています。
> なので目標は、企業や店舗のウェブサイトを作成している会社に入社すること
> です。
> その先はディレクター、プロデューサーになることです。

> その場合、企業や店舗のサイトを作品として作ればいいのでしょうか?
> それとも他に作っておけばいいものなどはあるのでしょうか?
> また作品の数や、サイトの規模はどれほど必要なのでしょうか?


知識が広がれば、一番最初の質問、つまり、
「Webマーケティングに興味があるということですが、実際の世にあるWebサイトで、マーケティングがよくできていると思ったサイトにはどのようなものがありましたか ?」

という質問の回答を得ようとする視点で、Webサイトを見ることが出来るようになります。
この質問の回答について自分なりにレポートにまとめたり、また、マーケティングの観点から実際にある企業サイトのリニューアル企画書を作ってみる、企画書に沿って制作してみる。

ここまでできれば、実務経験が無くても、アピールできます。実務経験のあるWebデザイナーでも、ここまでできる人材は、なかなかいないのです。

ですから、作品として作るWebサイトの規模や数に、これといったきまりはないのです。
どういう考え方、情熱でWeb制作に取り組んでいるのか?ツヨシさん自身の思想、実行力を知りたいのです。
それを伝えるには、口だけでは無理なのです。企画書とWebサイト、これで伝えてください。

現時点のツヨシさんの実力で可能な範囲で構いません。実務経験がなければ、その取り組みから、今後のツヨシさんの可能性を判断し、採用を決めるのです。

もちろん、実力をアップするには数をこなすということも必要です。しかし数がたまるまで待つ必要はありません。
制作と就職活動を同時に進めてください。逆に自分が勉強してきたことを、面接担当者に質問してみるのもよいです。

制作会社にもいろいろあります。もしかしたら、マーケティングやWeb制作に関して、ツヨシさんの質問に答えられない会社もあると思います。その会社はディレクターやプロデューサーになりたいツヨシさんが目指すべき会社ではありません。

私も最初に面接した会社で、その会社のロゴマークの意味について質問したことがあります。
その面接担当者は答えられませんでした。それは1次面接であり、その後2次面接への案内が届いたのですが思い切って断りました。その後、なかなか面接に受からなかったこともあり、あの時2次面接を受けていたら..と思うことも正直ありました。しかし、あの時の選択は正しかったと言えます。

「とにかくこの業界に潜り込んで、経験を積みたい。経験を積めば実務経験が得られ、次に繋がる。」
こんな考え方も捨ててください。もし自分の目指すものに合わない会社に潜り込んだとしても、それは時間の無駄です。

その会社で勤めている間に、自分の志しに妥協が出てしまうかも知れません。疲れきって、数年後には情熱が冷めてしまっているかもしれません。仕事に対して、プロフェッショナルではない考え方が身についてしまうかも知れません。

自分を安売りしないこともまた重要だと、今だから思います。中には、本当に思いやりのない、愛情のない理不尽なキツイ事を言う会社もあります。そんな、人の気持ちを簡単に踏みにじるような、モラルのない会社は、まずお客様からも好かれていません。経営もうまくいっていないでしょう。

もし、面接時にそんな会社に出会っても落ち込まないでくださいね。相手は所詮小物だったと思うようにしてください。そして発奮してください。本当にいろんな会社があるのです。

自分が入りたいという会社像を明確にして、そこに向けてアピールしてください。なぜその会社を選んだのか?こういう質問は面接で必ずあります。会社としては、自分たちと一緒に働きたいという人を採用したいものなのです。

自分が面接されるのではなく、自分が制作会社を面接するという気持ちで就職活動に望んでください。

心配ごとは多いですが、とにかくアタックです。


文章がかなり長くなってしまいました。
ここまで読んでくれてありがとうございます。

とにかくマーケティングは勉強すれば面白いし、そういう視点をもったWebディレクターが不足しているのです。
ツヨシさんには、ぜひ、そういう人材になっていただきたいと思います。

小林謙輔



■□今の気持ちを忘れず、Webの世界へ上を目指して歩んで行きたいと思います。:ツヨシさん□■

ここまでしていただいたのもありますし、僕自身の夢もありますから、とにかく前へ。
「悩んだら前へ出ろ、前へ出ることそれ自体が正解や。」
は阪神星野SDの言葉です。


今回は本当にありがとうございました。
お仕事、ご家庭の二つを抱えながらの相談受付はさぞかし大変だっただろうと思います。

転職に向けて張り切ったはいいが、ずっと不安な毎日を過ごしてました。自分で考えてもなかなか答えが出ず、人に聞くこともなかなか出来ず、ただ日々アンテナを張り、作品は絶対作ろうとただそれだけでした。

その内それらも止めてしまう、もしくは間違った方向へと向かって行く可能性も大きかったと思います。

それをこういう形で修正、方向付けをして頂いたことに対して、大きな感謝を送りたい気持ちで一杯です。今回のこと、今の気持ちを忘れず、Webの世界へ上を目指して歩んで行きたいと思います。

また小林さんのWebサイトにお邪魔させていただきます。
長々と書いてしまいました。ここまで読んでいただいて、僕の方が感謝しなければなりません。

就職できた時はご連絡します。
この度は本当にありがとうございました。

ツヨシ

ツヨシさんのようにせっかく興味をもっても、どう勉強していけばいいのか分からない、興味があるが、漠然としたイメージしかつかめていないという人は多いと思う。しかしそれでは採用側に伝わらないのである。非常にもったいない。

ちょっとしたキッカケをつかむことで、視野が劇的に広がっていくものなのだ。ぜひ、キッカケをつかんで欲しい。キッカケをつかみ、自分から率先して勉強し、追求してきたことに自信をもって欲しい。

私は最近思うのだが、Web制作に携わっている人やクライアントも含め、勉強していないビジネスマンが本当に多い。私も前職の時は勉強していなかった。なぜ勉強しないのか?それはその仕事を好きではなく、楽しんでいないからである。

その分野が好きであれば、負けるはずは無い。

※ツヨシさんなら、キッカケさえつかめればきっと夢を実現させられるのではないか?メールとはいえ、今回やりとりをしていて、そんな感じがした。それはメールとはいえ、きっちりと相手(私)に対しても気を配れているからである。ちょっとした謙虚さ、相手を思いやる心遣いがないという人が結構多いのである。

2004年10月17日

Webデザイナーを目指す人へ(3) Web業界って本当のところどうなの?

引き続きWebデザイナー志望者のご相談を受け付けている。

今までたくさんのご相談をお寄せいただき、私の返信が追いついていない状況である。よって予定どおり、今月の20日に一旦相談受付を締め切る。

さて、今回はまた、相談の中から1件紹介させていただくことになった。掲載許可をいただいたヒデさん、ありがとうございます。

ヒデさんの悩みは本当にWeb制作の世界を目指していいものか?趣味でとどめるべきか?というものであった。悩みの原因は面接で制作会社に言われた言葉だった。

同じようなことを面接で言われるケースは多いと思う。しかしその一言を今の私が言われたとすれば、どのように考えるか?そのように答えるか?

今回はそんなアドバイスをさせていただいた。以下にメールのやりとりを掲載させていただく。



□■ご相談者:ヒデさん 23歳■□

はじめまして小林様。
WEBデザイナーを本気で目指そうか悩んでいるヒデと申します。

私は昔から絵を描くのが好きで、現在も私のフットサルチームのHPを独学で制作し、管理しています。

しかしいざ就職活動してみると、どこも「PhotshopやIllustrator、Dreamweaver、Fireworksを扱える人」が必須条件であり、私のような素人が扱わないようなソフトばかりです。

そこで考えたのが、「専門学校へ行って、これらのソフトを実際に触り、モノにしてから就職活動する」という事です。

ただそこで問題なのはお金です。

私が聞きたいのは「WEBデザイナーは金銭的に潤う事はできるのか」という事です。
もちろんクリエイティブな仕事ですからピンキリだとは思いますが・・・

先日とある企業の面接でこんな事を言われました。
「今WEBデザイナーやっても数こなさないと食っていけないよ。今1本5万~10万だから、毎日朝から終電まで働かないとやっていけない。クリエイターというより流れ作業的な仕事。」と。

ショックでした。
実際どうなのでしょうか?

好きな事を仕事にし、金銭的にもある程度余裕があり、なおかつ自分の時間も持ちたいと思う私は、やはり欲張りな世間知らずのガキでしょうか?
1から何かを造る右脳を使った作業は大好きなのですが、親を安心させたい気持ちや、将来家庭を持った時を想像すると、どうしても現実的な問題が絡んできます。

もしそこまでしないと食べていけないのであれば、専門学校へは行かず趣味の世界に留めておいた方がいいのかな・・・とも思います。
一度専門学校選びに失敗して、親にお金を無駄に消費させてしまったので(もちろん今回は自分で払っていきますが)。

お忙しいとは思いますが、お返事いただけたら幸いです。
辛口の意見を言ってくださって結構ですので、「このアマチャンが!」とか何でも言って下さいね。

それでは失礼いたします。



□■おこたえします。 小林謙輔(管理者)■□

ご相談ありがとうございます。Kobakenジャーナルの小林です。

それでは早速、ヒデさんのご相談に対する私なりの意見を伝えたいと思います。


> 先日とある企業の面接でこんな事を言われました。
> 「今WEBデザイナーやっても数こなさないと食っていけないよ。今1本5万
> ~10万だから、毎日朝から終電まで働かないとやっていけない。クリエイター
> というより流れ作業的な仕事。」と。ショックでした。
> 実際どうなのでしょうか?

これはもしかしたらヒデさんのやる気を見るための質問かも知れません。
もしそうではなく、この会社の本当の実情を言ったのであれば、こんな会社は止めた方がいいです。

1本5万~10万じゃないと仕事がもらえないという会社は、提案力がないのです。

Webサイトは、クライアント(発注者)の何らかの利益に貢献しなければなりません。

利益とは、下記の式で表されます。


●(1)利益=(2)売上-(3)原価


利益に貢献するとは利益をUPするということです。
クライアントに対して、(1)利益をUPするようなWebサイトを提案するには、単純に2つのアプローチに絞られます。

(2)売上を上げる提案
(3)原価を下げる提案

これは、上記の式を見れば明らかですよね。

私たちは通常、クライアントに対して(2)と(3)を織り交ぜた提案を行なうのですが、ヒデさんが面接された会社は(3)の提案しかできていないことになります。しかもそれは同業者から見れば、腹立たしいくらいの極端に安い価格です。
まさにWeb業界を衰退させる価格だと言えます。

(3)の提案なんて、どこも大差がないわけです。
「構築・運用費用をいかに抑えるか」
なんてことは、他の制作会社との差別化にはなりません。クライアントにとっては高いか安いか、それしか感じられないからです。
むしろ、本気でWebに取り組もうとしているクライアントは、(2)の提案に対して反応するのです。

制作会社は(2)の提案を行なえないと、価格競争に巻き込まれてしまうのです。制作会社にとっては、(2)に関してどのような提案を行なうことができるかが、他社との差別化につながり、生き残っていく重要な課題となるのです。

私が先日、企画書を作成し受注が決まったコンペの話をします。(価格は仮定値であり、実際と異なります)

このコンペでは、4社競合となりました。1社は提案書が間に合わずリタイヤ。私の会社以外の2社はコスト(3)を抑えた提案で、40~50万円という提示だったということを聞いています。

それに対して私たちが出した提案は、(2)に関する提案を数案かかげ、しかもその提案一つ一つが有機的に繋がって利益UPとなるようなビジョンを挙げました。

「この提案をいくつ実施するかで価格が変わります。その価格は80~200万円程度です。正式なお見積は、当社に決めていただいて、実施するコンテンツを詰めてからとなります。」

というようなものでした。つまり、他社より価格が高くても、提案がよければ受注できるわけです。
受注が決まってからクライアントが言っていたのですが、

「御社が一番、可能性を感じさせてくれる前向きな提案だった。」
と言っていました。


よって、先ほどの会社は、ヒデさんに対して
「私たちの会社は提案力が無く、特徴がありません。よって価格を極端に下げないと受注できないのです。」
と言っているようなものです。

私に言わせれば、このような発言を当たり前のように、しかも外部の人間に対して平気でしている会社はプライドもポリシーもない、何も努力していない会社です。考えていない、額に汗していない会社なのです。


もし今度こんな会社に出会ったら、
「なぜ、そんな苦行をしているのですか?」
「今の状態でいいと思っているのですか?」
「今の問題はどこに原因があるのですか?」
「今の状態を脱するために会社として取り組んでいることがありますか?」
と聞いてみてください。


実際に現在のWeb業界は、制作会社同士の価格競争になっており、次々に淘汰されています。
よって単なる綺麗なページを作るだけのWebデザイナーなら、就職は非常に厳しいのです。

だからこそ、私たち制作会社の人間が、提案力と実行力のある会社に変わってかなければいけないのです。
そして、そういう会社になっていくためには、提案力・実行力のある人材が必要なのです。


> 好きな事を仕事にし、金銭的にもある程度余裕があり、なおかつ自分の時間も
> 持ちたいと思う私は、やはり欲張りな世間知らずのガキでしょうか?

そんなことはありません。金銭的にも余裕があり、自分の時間もたっぷりあるという成功者の共通点は、

「自分の好きな仕事をしている」

ということなのです。

金銭的に余裕があっても、嫌な仕事をしている人に真の満足はないと持っています。
「一度きりの人生なんやから、満足を得るための欲求があって、それを求めて何が悪い」
と言えると思います。

> 1から何かを造る右脳を使った作業は大好きなのですが、親を安心させたい気
> 持ちや、将来家庭を持った時を想像すると、どうしても現実的な問題が絡んで
> きます。

ヒデさんの気持ちは十分に理解できるところです。

しかし今、会社の寿命は15年とも、10年とも言われています。個人が生涯勤める年数より、会社の寿命の方が短くなっているのです。

このような状況で、ノホホンとした安定を求めることは、逆にリスクがあると思います。
ノホホンとしていた結果、会社をリストラされた場合、あるいは会社が無くなった場合、その人はどうしていいのか分からなくなるのです。
それは、その会社だけで通用するスキルしか持っていないからです。

どこでもやっていく自信をつけるには、やはり
「好きなことを仕事にする」
ということだと思います。好きなことを仕事にしていれば、どんどん実力もアップします。
どの会社でも通用するようになれると思っています。


> もしそこまでしないと食べていけないのであれば、専門学校へは行かず趣味の
> 世界に留めておいた方がいいのかな・・・とも思います。
> 一度専門学校選びに失敗して、親にお金を無駄に消費させてしまったので
> (もちろん今回は自分で払っていきますが)。
> お忙しいとは思いますが、お返事いただけたら幸いです。
> 辛口の意見を言ってくださって結構ですので、「このアマチャンが!」とか何でも言って下さいね。

ヒデさんは決して「アマチャン」ではありません。むしろ一度自分で失敗したと感じておられるなら、次は成功する確率がアップします。

一番怖いのは、

「失敗しないこと」

です。失敗から得られるものは大きいのです。失敗に対して、次は失敗しないように考え、行動することができるのです。

失敗するには
「チャレンジすること、行動すること」
です。


今回、ヒデさんご自身で授業料を払うということですが、非常にいいことだと思います。

自分で授業料を払えば、授業を決して無駄にしないという気持ちが芽生えます。
逆につまらない授業をされると怒りが込み上げてくるのです。
その気迫をもって授業にとりくめば、短時間で驚くほどの成果がでます。

次第に授業の内容がものたりなく感じるようになるかもしれません。そう思えればたいしたものです。
あとは、自分自身で独学していけるようになります。

ヒデさんはまだ23歳。これからまだ50年、60年と人生が続きます。
これからの人生の方が、圧倒的に長いのに、今チャレンジしないとこれからの人生は

「あの時チャレンジしていたら」

と、後悔ばかりが先立ちます。

自分で決断し、自分の責任で行動すれば、後悔はありません。
もし失敗しても、それは先述したように次へのステップなのです。失敗から学ぶことで次にステップアップできるのです。

「失敗を恐れ、何もせず、何十年も後悔して生きる」
これほど不幸なことはないと思います。私は絶対にイヤです。


> 私は昔から絵を描くのが好きで、現在も私のフットサルチームのHPを独学で制
> 作し、管理しています。

素晴らしいことです。アクセス解析は行なっていますか?(数字を単に表示するカウンターではありません)
「アクセス解析 CGI フリー」で検索すれば、無料のプログラムを提供しているサイトがたくさん出てきます。
このCGIの設置も勉強してみてください。

そして、これからは、いかにしてアクセス数を増やし、「反応」を得るようにできるか?

という視点で運営・管理してみてください。「反応を得る」とは何かというと、例えば
「対戦相手を募集する」、
「サイトの感想を受け付ける」など、
ユーザーに行動を起こさせるということです。

こういう視点は、Webデザイナーになる上で必要なものです。

企業のサイトであれば、ユーザーの反応は、「商品に関する問い合わせを受ける」、「商品をWeb上で購入してもらう」などになります。企業サイトを作る上では、ユーザーの反応を得るための企画・設計能力が必要になるのです。

こういうことを考え、実践し、失敗すれば(思うような効果が得られなければ)また修正する。Webサイトの運営はこの繰り返しにより、効果を高めていくのです。ここでも失敗がないとノウハウが生まれません。


> しかしいざ就職活動してみると、どこも「PhotshopやIllustrator、
> Dreamweaver、Fireworksを扱える人」が必須条件であり、私のような素人が扱
> わないようなソフトばかりです。

そうです。必須条件です。これはスクールで学ぶのが効率的です。
ただ、スクールに行く皆さんが勘違いするのが、
「スクールでソフトを習得すれば就職できる」と思い込むことなのです。

これはオイシイことばかり言うスクールの営業マンの責任でもあります。

あくまでソフトが使いこなせるレベルは「必須条件」であり、「できて当たり前のこと」なのです。

Webデザイナーになるには、その必須条件プラス、その人の魅力、可能性が必要なのです。
その人の魅力、可能性はチャレンジして、失敗し、学ぶことで厚みを増します。

先述した、ユーザーから反応を得るサイトを作る視点を養っていくことが大事なのです。


この業界は実力の世界です。スクールや会社に依存しようという気持ちではいつか淘汰されます。
自分自身に依存してください。


ヒデさんの年(23歳)でチャレンジしたいことが見つかったというのは、大きなチャンスなのです。
私は26歳で今の職種へのチャレンジをスタートしたのです。


ぜひ頑張ってください。


小林謙輔



□■ありがとうございます! ヒデ■□

先日質問させていただいたヒデです。
まさか質問に答えてくださるとは!

一言一言に説得力があり、鳥肌が立ちました。
本当にありがとうございます。

必要な事はデザインセンスだけではなく、提案力なのですね。
そして会社に依存するのではなく、自分というものを確立していく。

思い切ってこの業界に進みたいと思います。
小林様の様々な言葉が私の背中を押してくれました。

今回、ヒデさんの相談を受け付けて感じたことは、
面接を実施する会社は、募集してその人を面接に呼んだ以上、自分たちの発言にもっと責任をもって欲しいということである。その道を目指す人は、大きな決断をしてチェレンジしているのである。その人のことを思い、その上で厳しいアドバイスが適切ならまだよい。

しかし自分たちのレベルの低さを、いくら相手が知らないとは言え、正当化してさらけ出すのは結局その会社にとってマイナスなのである。そういう無責任な発言によって、せっかくの芽を摘もうとするのはやめていただきたい。

自分たちの発言は、自分たちを目標にしている人にとって、大きな影響力を持つのである。

私も、毎日毎日、自己表現させていただいているこのWeb業界の今後の発展を願い、自己も高めていきながら、後継者も育てていくんだという、心の豊かさを持っていたいものである。この仕事が好きであれば、そう思うのは必然であると思う。

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