TVCMやチラシなどの広告媒体と、Webの大きな違いに、
「Webは能動的なメディア」である
というのがある。
ネットは、知りたいことを調べるために役に立つツール。まず検索し、その結果Webサイトを訪問するユーザーが多いためだ。このブログも閲覧者の8割のが検索エンジン経由で訪れている。
よってWebサイトはユーザーの求める情報を掲載し、まずその問題を解決してあげることが先決という考え方で作ることが大切なのだ。
しかし、最近YouTubeやMixiなど、ソーシャルメディアと言われるCGMコンテンツの人気ぶりを見ると、どうも受動的なWebの楽しみ方というのも定着してきているのではないかと感じている。
「暇つぶしに見る」
「面白いものを探す」
という受動的な使い方である。
とすると、先日発見した下記のような検索サービスは、目のつけどころが鋭いと思う。
●兄貴型検索エンジン「俺サーチ!」、日本人気質の受動的検索を提供
ソーシャルブックマークと言われる、ブックマーク(お気に入り)共有サイトを横断検索し、人気記事を一覧表示してくれるサービスだ。
以下、サイトの説明文を引用する。
俺サーチ!とは、なかなか自分で決められない優柔不断なお前のために、「俺」が代わりに検索してくる、日本初の「兄貴型検索エンジン」のことだ。俺の提案するキーワードで、お前もネットサーフィンを楽しんでくるといい。
このノリも個人的には好きである。
ふりーむが俺サーチ!を公開したのは、「若者の『決断力の無さ』が社会的に指摘され始めているため」だという。
同社代表取締役の大西健太郎氏は、「パソコン初心者ユーザーの意見を集めていると、『何をしていいかわからない』という方が多く、自発的に検索することができないという問題点に気づきました。そこで、ソーシャルブックマークの有用性を参考に、受動的にネットサーフィンを楽しめるサイトを開発しました」と語る。
若者の決断力の無さはウェブ上の行動にも表れているという。ふりーむでアンケートや聞き込みをしたところ、「自分で意思をもって見たいサイトを閲覧する」より、「ポータルサイト」のように情報があらかじめ羅列されているサイトを受動的に使っている傾向が見られたという。
余談だが、このCNET内の紹介記事を読むと、サイトの開発者である大西健太郎さんは、プレスリリースの書き方もうまいと思う。
何はともあれ使ってみて、受動的なネットライフを楽しんでみて欲しい。
●俺サーチ!
お前のために俺が探す、兄貴型検索エンジン
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