2007/3/31 第27号
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スクールでは教えてくれないWebデザイナーになる方法
http://kobaken.biz/
配信部数:1,499部
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おひさしぶりです。
Kobakenジャーナルの小林謙輔です。
Web制作会社から一企業のWeb担当に転職して、早いもので8ヶ月が
経ちました。
Webサイト制作の受注側から発注側へ立場を変えたわけですが、
おかげでWeb制作会社やシステムベンダー、広告代理店などから様々な
提案を受ける機会があります。
他の会社が、こちらの要求に対してどのような提案の仕方をするのか
という事は以前から興味がありました。
しかし、まだ「これはいい」と感じた提案はありません。
それはなぜでしょうか?
今回は提案を受けるクライアント側という立場から、その理由を
述べたいと思います。
Webデザイナーを目指している皆さんは、提案する立場になる訳
ですから、ぜひ参考にしていただければと思います。
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■理由(1)こちらの悩みを理解できていないし、聞かない■
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クライアントが提案を依頼する場合、その裏には必ず理由があります。
それは、ある問題を抱えていて、それを解決したいという事です。
解決策の提案が欲しいのです。
しかし、こちらの抱えている問題点を探ろうという質問は、あまり受けた
ことがありません。
よって、その提案は、あまり現実味を感じられないものとなってしまう
のです。
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■理由(2)一方的に押し付けてくる提案 ■
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よくあるのは、機能や技術を一方的に押し付けてくる提案です。
「このシステムの優れている点は...。」
「この●●という機能は他社のソフトに比べて....」
「Ajaxを使って.....」
機能や技術的なことは極端な話、どうでもいいことです。
その提案を採用することで、クライアント側の問題が解決できるのか、
またはその可能性が感じられるのかがどうかが大事なのです。
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■理由(3)提案の採用にいたる障壁を考えていない ■
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モノやサービスを購入する際には、必ずそれを阻む障壁があります。
価格が高すぎる、損をしたくない、信用できるのか、
そもそもよく分からない...などです。
その障壁をまったく考慮せずに提案するパターンです。
例えば、ヒヤリングの結果、クライアント側の状況として、次のような
状況が分かったとします。
●クライアント側の状況-----------------
既存のお客様へのフォローが課題。繰り返し自社商品を購入して
くれるリピーターの割合が低いため、利益がなかなか出ない。
効率的にお客様をフォローするツールを求めている。
ただしネットの知識は浅い。
この状況をふまえ、提案する側が
「クライアントはお客様のフォローができていないと悩んでいる。
この問題を解決するためにはメルマガが有効だ。ぜひ提案しよう」
と考えたとします。
そこでこういう提案をするわけです。
「そのメルマガ配信システムを構築させていただきます。
顧客属性に合わせたきめ細やかなメールが配信可能です。データベースを
構築し、要望にあわせてカスタマイズします。
システム開発スタッフを抱えている点が弊社の強みです。」
などという提案です。
こんな提案をするような会社を私はあまり信用しません。
なぜ信用できないのでしょうか?
次回のメルマガで述べたいと思います。
ぜひ読者の皆さんも考えてください。
クライアントの問題解決を大前提として提案できる人材はどこへ行っても
勝負できます。
皆さんの考えを下記アドレスまでメールしてください。待っています。
(mailmag@kobaken.biz)
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【参考情報】
提案を行う側が理解しておくべきこととして、第18号で紹介した本を
読んで欲しいと、つくづく感じました。
そこで18号での紹介文を再掲載させていただきます。
▼▼ エンジニアに告ぐ 逆襲せよ!
なぜ、あなたの企画は通らないのか? ▼▼
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4882318636/kobaken-22
エンジニア向けに書かれた企画書の書き方に関する本ですが、
Webに携わる人にとっても非常に役に立つ内容です。
Webの企画書で陥りやすい誤りは、いきなり
下記のような提案をすることです。
「Movable Typeでビジネスブログを作りましょう」
「トラックバック機能を搭載するので被リンク数が増えます」
「PerlではなくPHPとデータベースで構築することにより、
サイトの処理速度がアップします」
「Web標準に準拠したCSSとXHTMLでコーディングすることで
SEO対策にもつながります」
「クオリティの高いグラフィックでブランドイメージを
訴求します」
このような提案はWeb制作会社の自己満足のためならかまいませんが、
クライアントにとっては意味不明であり、どうでもいいことです。
クライアントにとっては、今回説明したように、
「自分たちの問題を解決してくれるか」
ということに興味があるのです。その問題を解決してくれるので
あれば、その手段がブログでなくても、データベースでなくても
いいのです。
この本では、このような過ちを犯さないために、企画を立てる際に
どのような考え方で検討すればいいのかが、やさしい言葉で
述べられています。
その考え方は、まさにマーケティングの基本そのものです。
ぜひ、Web業界を目指す皆さんには一読していただきたい一冊です。
▼▼ エンジニアに告ぐ 逆襲せよ!
なぜ、あなたの企画は通らないのか? ▼▼
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4882318636/kobaken-22
このメルマガに関する感想、ご要望等がございましたらぜひ
mailmag@kobaken.bizまでメールをください。
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編集後記 「Secand Life」ってご存知ですか?
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今、ネット業界でかなり注文度の高い、「Second Life」に潜入して
みました。
▽▽バーチャル世界「Second Life(セカンドライフ)」に潜入▽▽
http://kobaken.biz/2007/03/second_life.html?id=27
これはかなり敷居高いですな。
これはmixiや、YouTubeみたいに、一般ユーザーに受け入れられるとは
到底思えないのですが....。
皆さんはどう思いますか?
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【発行】小林謙輔
【Webサイト】Kobakenジャーナル 畑違いWebデザイナーの模索
http://kobaken.biz/
【E-Mail】mailmag@kobaken.biz
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