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書評:コンペ企画書のヒント 「パワー・プレゼンテーション」

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私のお気に入り度:★★★★★

前回の記事で触れていたコンペの企画書の作成が締切りに間に合った。

私の役目はアイデアを練り、企画書を作成することであり、プレゼンは上司に任せたが、その結果反応は上々だったとのこと。

コンペの結果はまだ分からないが、企画の内容で無事受注できれば、今までで最高額の案件になりそうである。

さて、前回の記事(9日)の翌日、私は企画書作成に向けて1冊の本を購入した。それが今回紹介する「パワー・プレゼンテーション」である。

私はすぐに企画書を作成しなければならない状況だったが、焦らずこの本を読んでみることにした。10~11日の2日間で読み込んだのだ。

この本の内容を簡単に言うと、プレゼンにおける話しの展開パターン、発表用スライドの見せ方、発表の進め方などを解説している本である。著書はYahoo!、マイクロソフト、インテルなどをクライアントに持つプレゼン・コーチングの第一人者らしい。プレゼンの第一人者らしく、内容は分かりやすく、納得できる本である。

私が「パワー・プレゼンテーション」で勉強になったのことは、2点ある。

まず1点目はプレゼンには16の展開パターンがあるということ。

16の展開パターンとは、問題点と解決法を中心に展開する「問題解決型」や、自社と他社の違いを示した比較表を中心に説明する「比較・対照型」など、プレゼンを説得力あるものにするためのテクニックのパターンである。

私の今までの企画書をこのパターンに当てはめてみると、その構成はいつも「問題解決型」であった。現状の問題点や課題をまず提示し、その解決方法としての企画を示すパターンだ。
なぜ1パターンなのだろうか?それは前職の化学会社で問題解決の検討ばかりしていたためかもしれない。

しかし今回、自分のアイデア生かすためには、必ずしも「問題解決型」が適しているわけではないことを気づかされた。

この本を片手に今回の企画を検討してみると、「コア・応用型」というパターンが一番適しているいうことが分かった。「コア・応用型」とういうのは、核(コア)となるビジネス・コンセプト、手法、技術などを説明し、その応用や機能を説明するというパターンである。

今までは企画の構成(説明する順番)を決めるのにかなり時間を掛けていたが、この本のおかげで企画書作成のスピードを劇的に早めることができた。アイデアを企画書にまとめるのに要した時間は1日である。

その分、アイデアを出す時間を多めにとることができた。
本を読む2日間をケチらなくてよかったと思う。

さて、あと1点、私がこの本で学んだことがある。これは本には直接書かれていないことだが、
「プレゼンテーションというのは、マーケティング+セールス」だということだ。

つまり、相手(見込み客)に対して、自社サービスを売るために

(1)メリットを提示して興味を持たせ、
(2)より深く説明、説得し
(3)購入してもらう。
というプロセスである。

まさにプレゼンもこのプロセスである。

プレゼンを勉強し、説得力ある文章、構成、説明ができるようになれば、Webサイト制作の実務にも応用できる。

どのように応用するのか?
それはECショップの商品ページに掲載する説明文や、B to B(企業間取引)サイトにおけるサービス説明ページなどへの応用である。

「パワー・プレゼンテーション」はWebサイト制作に携わるプロデューサー、ディレクター、デザイナー、ライターなど全てのスタッフにオススメである。


パワー・プレゼンテーション グロービス思考シリーズ
 2,310 円(税込)のより詳しい情報はこちら

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