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書評:ネットコミュニティを設計する上で(2)「ネットコミュニティビジネス入門」

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私のお気に入り度:★★★★☆

この本の面白いところは、「2ちゃんねる」の西村博之さんや、「関心空間」の前田邦宏さんなど、日本の有名なコミュニティビルダー自らネットコミュニティのトレンドや、自身のビジネスモデルを紹介している点である。

入門とあるとおり、深く突っ込んだ内容ではないが、一通りネットコミュニティというものがどういうものか、また、運営上やマーケティング上のヒントが紹介されている。

恥ずかしながら私はこの本を読むまで「関心空間」というサイトを知らなかった。このサイトのユニークな発想、ビジネス展開を知り、実際にサイトの会員になってみると、今はやりのソーシャル・ネットワーキングに共通するものがあることが分かった。

簡単にこのサイトを説明すると、自分の関心あるキーワードを登録しておくと、他の人が登録したキーワードとの関係が意外なところで生まれ、人と人とが繋がっていく仕組みである。(この説明ではよくわからないが)

「例えば、僕があるワイナリーの商品の紹介をしたら、その情報にフランシス・コッポラのDVDの情報をリンクしてきた人がいた。僕はそのワイナリーがコッポラの所有であることを、その時に初めて知りました。そのように「商品」と「映画」というような異分野を横断したつながりが任意にできる。ここが関心空間の新しいところだと思っているのですが、その連鎖は限りなく作られていきます。」(本文より抜粋)

まさに連鎖的に人との繋がりが増えていくあたりが、ソーシャル・ネットワーキングと共通している。(この本は2003年1月に発売されたもので、本の中にはまだソーシャル・ネットワーキングという言葉は出てこない。ブログは少しだけ紹介されている。)

関心空間の説明は>こちらを参照していただくとして、こういう画期的なコミュニティを生み出す発想というのはハッキリ言って凄いの一言である。

既存のアイデア・モデルを模倣、改善するだけの姿勢ではなく、新しいアイデア、ビジネスモデルを自分で生み出すくらいの意識を常に持っていたいと思った。

この本を読んだのはかなり前だが、自分がコミュニティサイトを構築するチャンスを与えられた今、再度読み直すつもりである。


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