UstreamとTwitterの組み合わせに見る、リアルタイムウェブがマスメディアに与える影響
新聞やテレビなどのマスメディアの崩壊が叫ばれている中、さらにその流れを象徴する動きが活発です。
●日本航空、稲盛和夫新会長就任会見を生中継-Business Media 誠
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日本航空は2月1日、同日に就任した稲盛和夫新会長と大西賢新社長の会見を東京都内で行った。会見時間にUstreamで生中継していたものを、動画としてお伝えする
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これは、JALの稲盛和夫新会長就任記者会見に参加した記者が、「Ustream」という、ライブ動画配信サービスを利用して、会見の模様を生中継した事例です。
「Ustream」は、誰でもPCやiPhoneから手軽に動画を生中継できるサイトで、その手軽さから急成長しているサービスです。
記者が記事を書く前に、その会見の模様を自ら生中継して一般ユーザに届けたのです。
さらにTwitterではこの会見やニュースに関して、ユーザの間で様々な意見が交わされました。
我々は、新聞やテレビ、ニュースサイトに記事がアップされる前に一次情報に触れることができたのです。
「今後、このようなニュースに居合わせている記者や一般人が、ネット上に生の情報を配信するようになる。それを見たユーザはネット上で活発な意見交換をするようになる。」
「そして、ニュースを発表する企業自らが、自社メディアを通じて生中継する。
こんなことが当たり前になる時代が来るのではないか?」
そんな予感がしました。
そして翌日、その予感は早くも的中してしまいました。
ソフトバンクの孫正義社長がこんなことをやってくれたのです。
●「うれしくて仕方がない」──孫社長が語る、Web的なその理由-ITmedia
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「きょうはうれしくて仕方がない」──ソフトバンクの孫正義社長は、2月2日に開いた2009年4~12月期の決算説明会をこう切り出した。どんなトピックについて語るのだろうか? 耳を傾けた証券アナリストや一般メディアの記者は、孫社長が語ったその理由に拍子抜けしたかもしれない──「決算説明会を TwitterとUstreamでライブ中継するからだ。世界初かもしれない」
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アメリカではマスコミを解さず、まず自社のブログやTwitterを通じてニュースを配信するという事例が増えていると聞きます。
そして、企業のみならず、誰もが無料で放送局を運営できる時代がやってきたのです。
新聞社は、これら無限大の競合に対して、サービスの差別化を行わなければならないのです。
このような事実を知らされても、
「まだ一部のネットマニアだけが盛り上がっているだけだろう。」と思っているアナタ。
今の子供たちが物心ついたときに、ニュースを得る媒体として、TV、新聞、インターネットが与えられた場合、どれを選ぶと思いますか?
彼らは、「新聞は信頼できる」などという常識は持ち合わせていないのです。
迷わず、面白い方を選ぶと思います。これはもう、目の前に来ている話なのです。
さらに、子供たちにとって、新聞社やTV局の主観が入っていない生の情報を元に意見交換する習慣が身につけば、「自ら考える力」が養われることが期待できます。
日本人は特に「考える力」が不足していると言われていますが、「考える力」を鍛える場所というのが、Web上にあります。しかも場所や利便性はどんどん増しているのです。
さて、最後に一言。
「UstreamとTwitterの組み合わせってニコニコ動画と同じちゃうの?」
って考えると、ニコニコ動画頑張って欲しいな。と思いました。
インターネットがもたらしたの最大のメリットは、物理的な空間を越えた不特定多数とのコミュニケーションが可能な点です。
ようやくその世界が実用レベルになってきたと思うとワクワクして眠れなくなります。
