「実務経験はないけど、Webデザイナーになりたい!」という人のためのメールマガジン

2010年02月03日

UstreamとTwitterの組み合わせに見る、リアルタイムウェブがマスメディアに与える影響

新聞やテレビなどのマスメディアの崩壊が叫ばれている中、さらにその流れを象徴する動きが活発です。

日本航空、稲盛和夫新会長就任会見を生中継-Business Media 誠
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日本航空は2月1日、同日に就任した稲盛和夫新会長と大西賢新社長の会見を東京都内で行った。会見時間にUstreamで生中継していたものを、動画としてお伝えする
------------------引用ここまで------------------

これは、JALの稲盛和夫新会長就任記者会見に参加した記者が、「Ustream」という、ライブ動画配信サービスを利用して、会見の模様を生中継した事例です。

Ustream」は、誰でもPCやiPhoneから手軽に動画を生中継できるサイトで、その手軽さから急成長しているサービスです。

記者が記事を書く前に、その会見の模様を自ら生中継して一般ユーザに届けたのです。

さらにTwitterではこの会見やニュースに関して、ユーザの間で様々な意見が交わされました。

我々は、新聞やテレビ、ニュースサイトに記事がアップされる前に一次情報に触れることができたのです。

「今後、このようなニュースに居合わせている記者や一般人が、ネット上に生の情報を配信するようになる。それを見たユーザはネット上で活発な意見交換をするようになる。」

「そして、ニュースを発表する企業自らが、自社メディアを通じて生中継する。
こんなことが当たり前になる時代が来るのではないか?」

そんな予感がしました。

そして翌日、その予感は早くも的中してしまいました。

ソフトバンクの孫正義社長がこんなことをやってくれたのです。


「うれしくて仕方がない」──孫社長が語る、Web的なその理由-ITmedia
------------------以下引用------------------
「きょうはうれしくて仕方がない」──ソフトバンクの孫正義社長は、2月2日に開いた2009年4~12月期の決算説明会をこう切り出した。どんなトピックについて語るのだろうか? 耳を傾けた証券アナリストや一般メディアの記者は、孫社長が語ったその理由に拍子抜けしたかもしれない──「決算説明会を TwitterとUstreamでライブ中継するからだ。世界初かもしれない」
------------------引用ここまで------------------

アメリカではマスコミを解さず、まず自社のブログやTwitterを通じてニュースを配信するという事例が増えていると聞きます。

そして、企業のみならず、誰もが無料で放送局を運営できる時代がやってきたのです。

新聞社は、これら無限大の競合に対して、サービスの差別化を行わなければならないのです。

このような事実を知らされても、
「まだ一部のネットマニアだけが盛り上がっているだけだろう。」と思っているアナタ。

今の子供たちが物心ついたときに、ニュースを得る媒体として、TV、新聞、インターネットが与えられた場合、どれを選ぶと思いますか?

彼らは、「新聞は信頼できる」などという常識は持ち合わせていないのです。

迷わず、面白い方を選ぶと思います。これはもう、目の前に来ている話なのです。


さらに、子供たちにとって、新聞社やTV局の主観が入っていない生の情報を元に意見交換する習慣が身につけば、「自ら考える力」が養われることが期待できます。

日本人は特に「考える力」が不足していると言われていますが、「考える力」を鍛える場所というのが、Web上にあります。しかも場所や利便性はどんどん増しているのです。


さて、最後に一言。
UstreamとTwitterの組み合わせってニコニコ動画と同じちゃうの?

って考えると、ニコニコ動画頑張って欲しいな。と思いました。

インターネットがもたらしたの最大のメリットは、物理的な空間を越えた不特定多数とのコミュニケーションが可能な点です。

ようやくその世界が実用レベルになってきたと思うとワクワクして眠れなくなります。

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2009年12月28日

私の中の2009年ブログ記事 アクセス数ランキングTOP20

2009年もあとわずかになりました。
私がブログに書いた記事の中で、今年アクセス数の多かった記事を紹介します。

●第1位
ネットで借りて~♪の「DMM.com」テレビCMとWebサイト連動キャンペーンを斬る!
2008年の年末から2009年の正月にかけてDMM.comのTVが頻繁に流れていましたが、受け皿としてのWeb施策も優れたものでした。何が優れているのか、私なりの解説です。

●第2位
前略プロフィールを使ってみる-プロフの危険性を理解する
小学生や中学生、高校生の子供を持つあなた!「プロフって何?」って言っている場合ではありませんよ!これを読んで少しはショックを受けてください。

●第3位
日本のWebは「残念」 梅田望夫さんに聞くを読んで、では自分はどうするか?
この梅田望夫さんの発言はネットでかなり物議をかもしましたね。

●第4位
デジタルネイティブが意味するもの-私たちはどう変化すべきか?
2008年11月に放送されたNHKスペシャル「デジタルネイティブ」には衝撃を受けましたが、共感する点も多々ありました。

●第5位
アドビ、オムニチュア買収における、無料版Site Catalyst(サイトカタリスト)の可能性について
いやあ、これは絶対出ると思いますね。バカ売れしている書籍「フリー〈無料〉からお金を生みだす新戦略」を読んでさらに確信しています。

●第6位
電子黒板よりも携帯電話-携帯電話禁止とスクールニューディール構想に感じる矛盾

●第7位
携帯電話を持たすべきか、持たさないべきか?ではない。いいサイトは見せるし、くだらないサイトは見せない。それだけだ。

●第8位
ネットリテラシー教育はビジョンありき-石川県における携帯電話の所持禁止に関する条例にビジョンが感じられない点

石川県における携帯電話の所持禁止に関する条例が典型的な例ですが、2009年は携帯電話のフィルタリングも話題になりました。「くさい物にはフタをしろ」では何も解決しません。

●第9位
Webサイトのアクセス解析書籍2冊「Webアナリスト養成講座」「ウェブ解析力」届きました。
何より嬉しかったのは、日本一のログ読み男の石井研二さんと、Webアナリスト養成講座の監訳者である衣袋宏美さんからコメントをいただいたことでした。


●第10位
「何も勉強してません。遊んでいるだけです。」褒められた4歳娘が発した一言
私も常にこうありたいと思っています。

●第11位
「仕事を好きになる」ということ
書籍の販促動画ですが、感動してしまいました。


●第12位
インターネットは、私にとって「人見知り」や「引っ込み思案」という弱点を補ってくれるツールだった
私にとってのインターネットとは?
インターネットは間違いなく私の人生を豊かにしています。

●第13位
はじめてのiPhone OS3.0と、スマートフォン普及による携帯電話のネット環境について

●第14位
「テレビがつまらない理由」と「通信と放送の融合理想形」(iPhone OS 3.0に未来のTVリモコンの姿を見た!)

iPhone OS3.0を触って思ったこと。モバイルによるネット環境は急速にPCと遜色ない快適な環境になっていくということです。そこでちょっと夢を見てみました。


●第15位
Webデザイナー志望者のためのQ&A  「Web制作会社の求人に応募するタイミングについて」
Webデザイナー志望者からの相談にお答えしました。Web制作会社への就職チャンスはいつ、どのタイミングで訪れるかは、分かりません。特に実務未経験の場合は、応募し続けることでチャンスの回数を増やすことが大事なのです。

●第16位
子供向けWebサイトの利用者を増やすための、ディズニーのマーケティング戦略
こういうサービスひとつとってみても、よく考えたなと思いますね。

●第17位
海外における、デジタルデバイド(情報格差)解消への取り組み例と、日本の携帯電話禁止の議論への危惧について
同じ子供へのネット環境に対する考え方が、日本と海外で対照的なのが印象的です。
発展途上国の子どもたちにインターネットにつながるノートパソコンが行き渡れば、彼らにとって、どんな可能性が広がるのでしょうか?

●第18位
PC版キッズケータイ?「子供をいち早くコンピュータになじませたい」ために最適化されたパソコン
日本でもこのようなPCが登場してくればいいと思います。

●第19位
4歳の我が娘のネット利用状況と教育における活用提案について (1)-YouTube

●第20位
4歳の我が娘のネット利用状況と教育における活用提案について(2)-Google Earth

「インターネットは知の高速道路(梅田望夫著、ウェブ進化論)」とはよく言ったものですね。我が子の反応を見ているとそんな気がしてなりません。
私は我が子にはインターネットに自然に触れさせておきたいと思っています。
これから使えないと困る道具の一つですから。

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2009年09月17日

アドビ、オムニチュア買収における、無料版Site Catalyst(サイトカタリスト)の可能性について

アドビがWeb解析ソリューション企業のオムニチュアを買収するというニュースがありました。

アドビ、ウェブ解析のオムニチュアを18億ドルで買収へ-CNET Japan
アドビ、オムニチュアを18億ドルで買収-MarkeZine
米アドビが米オムニチュアを買収-Web担当者フォーラム

この買収でアドビは何を狙っているのでしょうか?そしてオムニチュアにとっては何がメリットなのでしょうか?

CNET Japanでは、業界キーパーソンの意見が掲載されています。

アドビ、オムニチュア買収の真意は?-CNET Japan
----------以下引用-----------------------
Adobe Systemsがウェブ解析企業のOmnitureを18億ドルで買収することを発表しました。

Adobeの最高経営責任者Shantanu Narayen氏は今回の買収が同社にとって「ゲームチェンジャーになる」と表現しています。AdobeはOmnitureの資産をどのように活用するつもりなのでしょうか。またウェブ解析市場にはどのような影響があるでしょうか。

パネリストの皆さんの意見をお聞かせください。読者の皆様のコメントもお待ちしております。
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そこで、私の意見を述べたいと思います。

ズバリ、今回の買収により、
「無料のAdobe analyticsが出る!」
はずです。

その心は?

Web解析ソリューション「Site Catalyst(サイトカタリスト)」を提供するオムニチュアにとって、無料のGoogle Analyticsはかなり脅威になってきていると思います。

Site Catalystは高機能ですが、その強みは膨大なサイト群をマネジメントする機能にあると思っています。個々のサイトの分析となるとGoogle Analyticsとの差別化は難しくなっています。それほど、Google Analyticsの進化は著しい。しかも無料。

この不況でコスト削減によりGoogle Analyticsを検討する企業は多い。極端な話、大規模なECサイトやWebサービスでもやっていない限り、アクセス解析は無料サービスでも構わないと言う企業は多いはずです。無料なのでいつ止まっても文句は言えませんが、別途サーバログを持っておけば、何の問題もないわけです。

また、初めてアクセス解析を導入する企業はGoogle Analyticsから始めるケースが多い。Web制作会社としても、クライアントにはまず、Google Analyticsを薦めるでしょう。

そして、そうした企業が一度Google Analyticsを利用しはじめると、機能的には十分であるために、わざわざ有料サービスの利用を検討するケースというのは稀になってくるわけです。

このように、オムニチュアにとっては、将来的な見込み客をGoogleに持っていかれているという背景があるのです。

そこで、今回の買収です。

私は、これにより、
「無料のAdobe analyticsが出る!」つまり、
「無料版Site Catalyst(サイトカタリスト)」

がリリースされるのではないかと見ています。

今や、Webサイト構築においてFlashを利用するのは当たり前となってきています。しかし、このFlashコンテンツのアクセス解析をしようとすると、何かとややこしい。

HTMLで構成されたページであれば、ビーコンタグと呼ばれるタグをソースに埋め込むだけで解析できるのですが、Flashの場合は、Actionscriptにタグを埋め込むという作業が発生します。これが非常に手間なのです。

ところが、Flashを提供し、RIAを推し進めているアドビが、Flashのパブリッシュ時に自動的に、Site Catalyst用のタグを埋め込む機能を実装した場合にどうなるでしょう。

そして、機能を制限した「無料版Site Catalyst」も提供する。

そうすることで、Web制作会社からは、Flashの解析が容易な「無料版Site Catalyst(サイトカタリスト)」をクライアント企業に提案するケースが多くなるはずです。

Flashとの連携を武器に上流を押さえてしまうわけです。この時、「無料版Site Catalyst」は、フロントエンド商品となります。無料版に満足できなくなれば、バックエンド商品の有料版を提供する。

無料版から有料版への移行に際して、タグの入れ替えが不要となれば、乗り換えの際の障害がひとつ取り除かれることになります。

オムニチュアにとっては、Adobe、すなわちFlashからの強力な支援を得ることで、上流を「Google Analytics」に抑えられることを防ぎ、アクセス解析ツールのシェアをさらに獲得するという可能性が生まれるのです。

「無料版Site Catalyst」ぜひ期待したいところです。

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2009年08月04日

「何も勉強してません。遊んでいるだけです。」褒められた4歳娘が発した一言

休暇を利用して、嫁さんの実家に帰っています。
正月以来、半年ぶりの帰省です。その間、娘も幼稚園に通うなど、いろいろ経験を積み、半年前とは見違えるほど成長しました。当然、知らない間にいろんなことを覚えています。

嫁さんの母と祖母は、この4歳の娘をよく褒めてくれます。
「すごいねぇ。よく知ってるねぇ。よく勉強してるねぇ。」

それを聞いた4歳娘が発した一言。

「なにもベンキョーしてません。あそんでいるだけです!」

あまりにも本質を突いた言葉だっただけに、思わずtwitterでもつぶやき投稿してしまいました。

「好きこそものの上手なれ」とはよく言ったものです。
好きなことは、本人が勉強しているという意識がなくても、夢中でそれに没頭しているうちに、その事に関しては、他の人より圧倒的に詳しくなるものです。

私もWebの分野に関しては本当に詳しいなあと言ってもらえることが多いのですが、、
「これは趣味なので、四六時中そのことを考えているだけです。趣味を仕事にしているのです。」
と答えています。

自分が夢中になって得た経験や知識、スキルが、結果、人々の役に立ち、仕事になっていく。

これからもそういう仕事をしていきたいと思っていますし、当然我が子にも、そういう仕事をしてもらいたいと思っています。

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2009年07月31日

過去記事を読んで、今の自分に腹が立ってきました。

何気に過去のエントリーを読んでみました。
今の自分の立場から、過去の自分に対してどういうアドバイスができるだろうかと思ったのです。

しかし、それは大変おこがましい考え方でした。
逆に反省させられる点が多々あり、呆然としたのです。

このままではアカン。と真剣に思いました。

kobakenジャーナル 過去記事アーカイブ-2003.11.26~

特に、2003年~2005年のエントリーを読んで、今の自分に腹が立ってきました。
あの頃の自分は修行中という身にふさわしく、無我夢中でただ真剣にお客様と向き合い仕事をしていました。

今の自分はあそこまで徹底してやっているだろうか?楽しんでいるだろうか?価値を提供しているだろうか?
もしかして、ぬるま湯に浸かっているのではないか?

あーくそっ!という感です。

今の自分には、何かが足りてない。あの頃に置き忘れてきたものがある。
そう感じました。喉が詰まる感じです。

私はもっと、もっと、がむしゃらにならなければならない。お客様のことを考えなければならない。お客様を助けなければならない。

今夜は眠れるだろうか...。


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